集まる車両の傾向にも、明確な時代の変化が見て取れる。かつて大黒PAを席巻した90年代の「JDM(日本市場専用車)」マシン——R34 GT-R、スープラ、RX-7などは、今や世界的な投機対象となり、数千万円クラスのプレミアムカーとして神格化された姿で鎮座する。一方で、2026年ならではの最新トレンドとして注目を集めているのが、高出力EVやハイブリッドカーのモディファイ車だ。
サイレントでありながら圧倒的な加速性能を誇る電動マシンが、ネオンライトやエアロパーツでド派手に仕立て上げられ、ガソリンエンジンの重低音と奇妙な対比をなしている。旧き良き内燃機関の咆哮と、静けさの中に未来を感じさせる電動化の波。新旧のテクノロジーが同じアスファルトの上で共存する光景は、日本ならではの柔軟なカスタム文化の進化を物語っている。