近年、愛好家や若年層を中心に土木・インフラツーリズムが急激な広がりを見せている。その火付け役となったのがデジタルメディアだ。
Google Earthの立体3Dマップで異様な建物を見つけ、その正体を追うネットユーザーが急増。さらに、NHKオンデマンドをはじめとするドキュメンタリー番組や映像配信で施設の裏側が特集されたことで、一般的な観光地にはない「社会科見学のワクワク感」を求める旅行者が現地へ足を運ぶようになった。
写真映えする奇抜な外観を撮影して終わるのではない。都市の生命線を支える巨大機械の息遣いを感じ、環境再生のリアルに触れる知的好奇心の旅が、現代の旅人を強く引き寄せている。