サッカーファンが日常的に目にするHere we goサッカーの代名詞「Here we go!」は、直訳すれば「さあ行くぞ」「いよいよ始まるぞ」といった英語の慣用句です。しかし、現代のサッカー移籍情報最新シーンにおいては、「クラブ間交渉および選手個人との契約条件が100%合意に達し、移籍が確定した」という極めて重い意味を持ちます。
このキラーフレーズが誕生した元ネタは、緻密に計算されたマーケティング戦略ではなく、日常の取材現場における偶発的なやり取りでした。ファブリツィオ・ロマーノ経歴を紐解くと、彼のジャーナリスト人生の転機は18歳当時に訪れます。当時バルセロナの育成組織(ラ・マシア)に所属していた若きマウロ・イカルディ選手の代理人から情報を得て、サンプドリアへの移籍スクープを的中させたことがすべての始まりでした。
その後、2013年にイカルディがインテルへ移籍するスクープを再び報じた際、ロマーノ氏は「交渉が完全にまとまった。さあ行くぞ(Here we go!)」と何気なく投稿。このフレーズが読者の間で強烈なインパクトを残し、彼自身も「すべての契約書が交わされ、関係者全員の合意が取れた最終段階」のみに使う特別なシグナルとして使い続けるようになりました。