二人の馴れ初めについては、共通の知人を介した席での出会いや寺院関係の行事を通じた縁がきっかけとされています。年齢が6歳下でありながらも、物事の本質を静かに見つめる旦那さんの器の大きさに、貞鏡さんが次第に惹かれていったと伝えられています。
もっとも、夫婦の歩みは決して平坦なことばかりではありませんでした。過去のロングインタビュー(『たまひよ』や育児メディアの手記など)で、貞鏡さんは結婚生活の初期について赤裸々な告白を残しています。
互いに強い芯とプロ意識を持つ職人肌同士。日々の些細な生活習慣のズレや過密日程によるすれ違いから、「何度取っ組み合いの大喧嘩をしたかわからない」「感情が爆発して離婚届を突きつけた夜も一度や二度ではなかった」と語っています。
しかし、そうした感情の衝突を隠さずにぶつけ合ったからこそ、互いの境界線(バウンダリー)を理解し合える強固な信頼関係が育まれました。貞鏡さんはメディアに対し、「この年月は仕事と家庭だけに生きてきた」と振り返り、互いの仕事を誰よりも尊重する唯一無二の戦友へと進化した実感を明かしています。