現在の家電業界において、最も熱い視線が注がれているのが小容量ハイエンド市場だ。かつて高級炊飯器といえばファミリー向けの5.5合炊き以上が常識だった。しかし、単身世帯の増加と食のこだわり志向が合流し、コンパクトかつ高価格帯のモデルが飛躍的な売上を見せている。
代表格として市場を牽引するのが、象印マホービン株式会社が展開する炎舞炊きシリーズの小容量モデルだ。独自のローテーションIH構造が起こす激しい対流により、米の一粒一粒までふっくらと甘みを引き出す。一方で、タイガー魔法瓶株式会社の代名詞である炊きたてシリーズも負けてはいない。土鍋ごはンの美味しさを徹底追求したモデルは、本物志向の単身者から絶大な支持を集めている。