この歴史の鉱脈にいち早く目をつけたのが、国内の映像カルチャーを牽引してきた二大巨頭だ。邦画界の雄である東宝と、長年重厚な人間ドラマを紡いできたNHKが、異例のタッグを組んで新プロジェクトを推し進めているという噂が業界内を駆け巡っている。
従来、日曜夜を彩る国民的な大河ドラマ枠や劇場用大作映画は、それぞれ独立した座組みで作られるのが常識だった。しかし今回囁かれているのは、双方の制作リソースを統合したかつてないメディアミックス構想だ。重厚な考証力と映画館を唸らせるスペクタクル映像が融合したとき、日本の映像表現は新たな次元へと到達する。