意識不明の重体とは?重症や重篤との違いと生存率・回復の真相

意識不明の重体とは?重症や重篤との違いと生存率・回復の真相

意識不明の重体とは?重症や重篤との違いと生存率・回復の真相についての最新情報を徹底解説します。

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医療や事件事故の報道では、似たような言葉が複数使われるため、混乱を招きがちです。それぞれの言葉が持つ正確な意味と管轄領域を整理すると、その差は歴然となります。

用語主な使用主体定義と状態の目安生命の危険軽症消防・警察・医療入院を必要としない(初診で全治1か月未満)なし中等症消防・警察・医療生命に危険はないが、入院を必要とする状態なし重症消防・警察・医療全治3週間(21日)以上の入院加療を要する状態必ずしも直結しない重体警察・報道重症のうち、生命に危険が及んでいる状態あり重篤医療・報道生命維持が極めて困難で、危機が切迫している医学的判断極めて高い危篤医療・社会一般回復の見込みがなく、数時間〜数日以内の死亡が予測される死期が差し迫る

最も誤解されやすいのが「重症と重体の違い」です。消防庁の基準において「重症」とは、単に「3週間以上の入院を要する傷病」を意味します。そのため、大腿骨を骨折して全治2カ月の入院が必要な場合でも、意識がはっきりして会話ができ、生命の危険がなければ「重症」と分類されます。一方、「重体」は生命そのものが脅かされている状態を指します。

また「重体と重篤の違い」については、重体が警察やメディア中心の報道用語であるのに対し、重篤は医師がカルテや診断書で用いる公式な医学用語という側面を持ちます。「危篤と重篤の違い」においては、重篤が「治療によって命を救える可能性がまだ残されている状態」であるのに対し、危篤は「あらゆる手立てを尽くしても死が避けられない終末期」を指す点で明確に異なります。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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