激震が走った事件や騒動から一定の月日が流れた。地上波テレビの画面から姿を消した間、彼らが選んだのは自らの原点を見つめ直す時間だった。批判の嵐を受け止めながらも、舞台裏で演技の呼吸を整え、作品づくりに関わる表現者としての身体を作り直す日々。それは決して平坦な道のりではなかった。
地上波のコンプライアンスがかつてないほど厳格化した現在、一度貼られたレッテルを剥がすのは容易ではない。しかし、復帰を待ち望むファンやクリエイターの声は絶えなかった。どん底を味わった者だけが醸し出せる深みと悲哀。その凄みが、新たな役柄への説得力となって結実しつつある。