実務家としての成功に甘んじることなく、伊藤氏は学術的な探求にも足を踏み入れた。現場で生じている教育課題を高度な理論によって整理・分析するため、三重大学大学院へ進学。2022年に修士課程を完遂した。
現場の実践データと学術的知見を横断するアプローチは、教育業界内外で高く評価されている。2024年5月には、情報経営イノベーション専門職大学(iU)の客員教授に就任。イノベーションを担う若手人材の育成に向け、実業とアカデミアを接続する架け橋としての役割を拡大させている。
専門職大学での新たな挑戦と次世代リーダー育成
iUにおいて伊藤氏が期待されているのは、実務に裏打ちされたビジネス視点と教育理論の融合である。産業界が必要とするスキルセットと、個人の学習プロセスのギャップを埋める授業開発やセミナーを行い、従来の大学教育の枠組み組みを超えた学びの場を提供している。