実は、遺伝子以外にも物理的な要因が関係しています。それが「筋肉量」と「体内の水分量」です。アルコールは摂取されると、血液を通じて全身の水分に溶け込んでいきます。つまり、体内の水分量が多ければ多いほど、血中アルコール濃度は上がりにくくなります。
筋肉は水分を大量に蓄える性質があるため、筋肉質な人や体格が良い人は、脂肪が多い人に比べてアルコールが希釈されやすいのです。アスリートや日常的にトレーニングを行っている人が「お酒に強い」と感じる場合、遺伝的な要因だけでなく、この物理的なフィルターが機能している可能性があります。