単なる歌唱活動にとどまらず、彼女のキャリアを大きく決定づけたのが舞台への挑戦でした。1981年に始まったミュージカル『ピーター・パン』の日本初演において、初代ピーター・パン役に抜擢されたのです。
10年間で通算700回以上という果てしない公演数を数え、宙を舞うワイヤーアクションや激しいダンスを連日こなす日々。そこには、アイドルとしての華やかなイメージの裏で、全身あざだらけになりながら舞台に立ち続けた凄まじい努力がありました。この座長公演の成功が、彼女を真の表現者へと脱皮させ、ホリプロを代表する本格派タレントへの道を開くことになります。