白石区の構造改革における最大の転換点となったのが、JR白石駅周辺再開発事業である。かつて駅の南北分断が課題とされていたエリアは、橋上駅舎の整備と自由通路の完成によって一体化され、駅前広場にはモダンな商業施設や医療モールが集積する美しい都市拠点へと生まれ変わった。
北海道旅客鉄道株式会社(JR北海道)の主要路線が乗り入れる同駅は、札幌駅までわずか2駅・乗車時間約8分という圧巻のアクセス性を誇る。駅周辺のバリアフリー化と交通結節機能の強化により、朝夕の通勤・通学ラッシュ時における人の流れは極めてスムーズになった。かつては通過点に過ぎなかった駅前空間が、今や居住者が憩い、暮らしの買い物を完結させる生活の心臓部として機能している。