客室の基本構成は、8畳から12畳程度の和室が主流です。窓からは信州の山並みや浅間温泉街の屋根瓦を望むことができますが、建物の立地や部屋の向きによって景観の抜け感には差があります。
気になる水回り設備ですが、バブル期特有のコンパクトなユニットバスと独立トイレが備え付けられている部屋が多く、最新のデザイナーズホテルのような洗練さはありません。コンセントの数が現代のデジタル機器充電需要に対してやや不足気味である点も否めないため、複数のスマートフォンやモバイルバッテリーを充電したい場合は、小型の電源タップを持参するのが賢明な防衛策となります。
その一方で、滞在を退屈させないための付帯設備は充実しています。伊東園ホテルズ共通のストロングポイントである無料カラオケルーム、卓球場、充実した漫画本コーナーは、浅間の湯でも健在です。チェックイン時にフロント脇の予約表に希望時間を記入する先着順システムとなっており、夕食前後の時間帯は早い段階で枠が埋まる傾向にあります。到着後速やかに娯楽枠を確保することが、滞在の満足度を倍増させる現場の裏技です。