大相撲本場所の会場に足を踏み入れると、取組前に掲げられる色鮮やかな懸賞旗が目を引く。中でも一目でそれと分かるのが、歌舞伎の定式幕を模した黄・赤・緑の三色カラーでおなじみの懸賞旗だ。このデザインは、そのまま永谷園CM「お茶づけ海苔」のパッケージデザインと直結している。
日本相撲協会が定める規定のもと、大相撲本場所の土俵を周回する懸賞旗は、1本あたり数十万円規模の費用がかかる。永谷園は重要取組を中心に多数の懸賞旗を出し続けており、結びの一番などで懸賞旗の束が勝ち力士に手渡されるシーンは、今や本場所の名物だ。行司が手渡す懸賞金の袋の重みには、スポンサーの熱い情熱とファンへの感謝が詰まっている。