永井真理子が社会現象を巻き起こした若い頃の足跡は、日本のポップス史において特筆すべき輝きを放っています。1987年にシングル『Oh, ムーンライト』でメジャーデビューを果たした彼女は、当時の女性アイドル像とは一線を画す「ボーイッシュで元気な等身大の女性シンガー」として熱狂的な支持を集めました。
1989年にリリースされたシングル『ミラクル・ガール』は、国民的人気アニメ『YAWARA!』の初代オープニングテーマに起用され、オリコンチャート上位を記録する代表作となりました。さらに1990年の『ZUTTO』は、フジテレビ系バラエティ番組のエンディングテーマとしてロングヒットを記録し、自身最大のセールスを樹立。女性ソロシンガーとして初めてとなる横浜スタジアムや日本武道館での大規模単独公演を次々と成功させ、名実ともに平成初期のトップアーティストへと駆け上がりました。