良かれと思って選んだプレゼントが、実は相手をひそかに困惑させているケースは少なくありません。ネットのトレンドやSNSの「映え」を鵜呑みにした結果、現場で生じている代表的なミスマッチを検証します。
まず注意すべきは、友達の誕プレでおもしろグッズを狙いすぎるパターンです。「パーティーを盛り上げたい」「笑いを取りたい」という意図で贈られる巨大クッションや変顔プリントのTシャツ、謎のジョークグッズは、渡した瞬間こそ場が盛り上がるものの、翌日以降は「ただの大型ゴミ」になり果てます。ワンルーム住まいの単身者にとって、捨てるに捨てられない不用品はストレス以外の何物でもありません。ユーモアを取り入れたい場合は、パッケージがユニークな高級お菓子など、「食べてしまえば残らないもの」に留めるのが大人の配慮です。
もう一つの落とし穴が、アロマキャンドルや香水、ルームフレグランスといった「香りもの」や、部屋の好みを限定する「インテリア雑貨」です。「いい匂いだし、おしゃれだから喜ばれるはず」という思い込みは危険です。嗅覚の好みは個人の体質やアレルギーに直結しており、わずかな香りの違いで頭痛や不快感を覚える人もいます。また、部屋のインテリア統一にこだわっている人にとって、趣味に合わない置物やマグカップは飾ることも片付けることもできず、精神的な負担となります。