事件が起きたのは、2011年5月27日に放送されたNHK総合の生放送情報番組『あさイチ』でした。当時、番組メイン司会を務めていた有働由美子アナウンサーは、初夏らしい爽やかな薄いブルー(水色)のブラウスを着用してスタジオに登場しました。
オープニングから番組が進行するにつれ、スタジオの強い照明や熱気も手伝い、有働アナの両脇部分に濃い汗染みが徐々に広がっていきました。テレビカメラが高画質化していた時期でもあり、画面越しにもはっきりと視認できるレベルに達してしまいます。
一般的な女性アナウンサーであれば、カメラに映らないよう腕を閉じたり、コマーシャルやVTR中に衣装を着替えたりして隠すのが通常の対応でした。しかし、生放送が続く中で状況は刻一刻と視聴者の目に留まり、番組宛てに届くメッセージに不穏な空気が漂い始めます。