有吉家のルーツを語る上で欠かせないのが、生まれ故郷である広島県安芸郡熊野町での日々だ。父が営んでいた事業の浮き沈みもあり、幼少期の家庭環境は決して裕福とは言えないものだった。そうした環境下で、兄弟は自然と身を寄せ合い、互いを支え合う術を覚えていったという。
山や川に囲まれた田舎町で、兄弟揃って野山を駆け回った記憶は、今でも有吉弘行の記憶に強く刻まれている。厳格だがどこか風変わりだった父親のエピソードは時折バラエティ番組でも語られるが、苦楽を共にした弟との実体験こそが、彼の人間味や打たれ強さの基盤を作ったと言っても過言ではない。