鮮魚小売業界の流通構造および消費行動の観点から、魚留水産を最大限に活用できる層と、利用にあたって注意すべき層の判断基準を明確に提示します。
魚留水産の利用が極めて向いている人
- 魚本来の鮮度・食感を重視し、美味しい刺身を日常的に食べたい人:ドリップの出ていない引き締まった身質の本マグロや白身魚を、手頃な予算で味わいたい家庭に最適です。
- 丸魚の下処理やゴミ出しを手間に感じている人:頭落とし、三枚おろし、皮引き、開き加工などを無料で職人に依頼できるため、調理時間を大幅に短縮できます。
- 旬の味覚や珍しい地魚との出会いを楽しみたい人:仕入れ状況によって日替わりで並ぶ季節の魚介類から、食卓のレパートリーを広げることができます。
利用にあたって慎重・工夫が必要な人
- 完全密閉の冷凍個包装や定型パックのみを求める人:市場直送の生鮮品が中心のため、長期保存を前提とした冷凍ストック用には自身で小分け冷凍する手間が発生します。
- 混雑を避け、1分単位でスピーディーに買い物を終えたい人:対面調理コーナーや夕方の特売時はレジ・加工カウンターが混み合うため、ピークタイムを外した来店計画が必要です。