宇宙で一番大きい星は?太陽2150倍スティーブンソン2-18の全貌

宇宙で一番大きい星は?太陽2150倍スティーブンソン2-18の全貌

宇宙で一番大きい星は?太陽2150倍スティーブンソン2-18の全貌の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

数値だけでは実感を伴いにくい超巨星のスケールですが、一番大きい星と太陽の比較を私たちの太陽系に当てはめると、その恐ろしいまでの巨大さが一瞬で理解できます。

仮にスティーブンソン2-18を太陽系の中心、現在の太陽がある位置にそのまま配置したと仮定します。まず、内惑星である水星、金星、そして私たちが暮らす地球は、星の表面に到達する遥か手前、灼熱の恒星内部深くへと瞬時に飲み込まれます。さらに火星軌道を軽々と呑み込み、小惑星帯を通過し、太陽系最大の惑星である木星の公転軌道(太陽から約7億8,000万キロメートル)すらも容易に包み込みます。

それだけにとどまりません。膨張した外層ガスは木星を遙かに超え、なんと土星の公転軌道(約14億3,000万キロメートル)の限界付近にまで達します。太陽系における主要惑星の大半が、ただ1つの星の「内側」に収まってしまう計算です。

この観測史上最大の星詳細まとめに目を通すと、光の速さですら太陽から土星まで約1時間20分かかる距離を、恒星の半径単体で支配している事実がわかります。まさに自然界が形成しうる物理的限界ギリギリのモンスターと言えます。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。