彼のキャリアを振り返る上で欠かせないのが、大手プロダクションである研音に所属していた黄金期だ。高身長とハンサムな容姿、そして何物にも媚びない強烈なパーソナリティで、瞬く間に若手トップ俳優の地位へと登りつめた。しかし、彼の野心はドラマや映画の枠組みだけには収まらなかった。
表現の場をさらに広げるべく、巨大レーベルのエイベックスへと移籍。自身がフロントマンを務めるロックバンドLIVを結成し、本格的な音楽活動へと舵を切った。自ら詞を書き、叫ぶように歌うラウドロック路線は、アイドル的な人気を期待していた層を困惑させつつも、熱狂的なコアファンを生み出した。芸能界の枠組みを飛び出そうとした反骨精神こそが、彼の真骨頂であった。