ネット上の情報には、古い規約や誤った解釈が混ざり合っていることが少なくありません。現場で特にミスが発生しやすい3つの盲点を整理します。
盲点1:「荷物扱いだから当然追跡できる」という思い込み
小包の一種という印象から、ゆうメールに追跡サービスが付いていると勘違いしている人が多数存在します。しかし、基本料金のゆうメールには追跡番号(お問い合わせ番号)は一切発番されません。郵便受けに投函されたかどうかの配達完了確認も不可能です。
もし追跡をつけたい場合は、オプションとして「特定記録」(+160円)を付加する必要があります。しかし、ゆうメール180円に特定記録160円を加算すると合計340円となり、厚さ2cm以内のゆうパケット(310円)よりも高くなってしまう逆転現象が発生します。追跡を最優先にするなら、最初からゆうパケットを選択する方が賢明です。
盲点2:封筒の書き方と文字の指定を軽視するリスク
ポスト投函でゆうメールを出す場合、封筒の書き方に明確なルールが存在します。宛名面のわかりやすい位置に「ゆうメール」と赤字で明記しなければなりません。手書きでも朱肉スタンプでも構いませんが、これを怠ると仕分け現場の機械や局員によって一般の手紙・定形外郵便として処理され、料金不足で差出人に返戻されるか、受取人に高額な定形外料金の不足分が請求されてしまいます。
盲点3:実は利用できる「着払い」の知られざるルール
「ゆうメールは元払い専用」と思い込んでいる利用者が多いですが、実はゆうメールは着払いでの発送が可能です。ただし、通常のゆうメール運賃に加えて着払い手数料21円が受取人に加算されます。フリマで着払い設定にする際や、商品の返品・カタログ請求などで相手方に送料負担をお願いする際には重宝する手段ですが、事前に受取人へ着払い手数料を含めた金額を伝えておかないと受取拒否トラブルに直結します。