ブームは若者層にとどまらない。30代から50代の大人の間でも、シール帳の活用法が広がっている。特に目立つのが、手帳デコレーションや習慣トラッキング(ハビットトラッカー)のツールとしての活用だ。
「目標を達成したらお気に入りのシールを1枚貼る」。ただそれだけの作業が、毎日の行動を可視化し、ささやかな達成感をもたらす。ある40代のIT企業社員は「1日の終わりにスマホを閉じ、静かにシールを選ぶ10分間が、頭をリセットするための大切な時間になっている」と話す。マインドフルネスの一環として、大人が文具コーナーに足を運ぶ光景は、今や日常の一部となった。