再開発で激変する登戸駅の全貌!乗換裏ワザとドラえもん装飾を追う

再開発で激変する登戸駅の全貌!乗換裏ワザとドラえもん装飾を追う

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登戸駅を歩く誰もが思わず足を止めるのが、駅空間を大胆にジャックしたキャラクター装飾の数々だ。この地は、世界中から愛される漫画家である藤子・F・不二雄が生涯の多くを過ごし、数々の名作を執筆した創作の聖地。その歴史を継承する玄関口として、駅全体が徹底した遊び心で満たされている。

改札階へ上がると、どこでもドアを模したエレベーター扉が出迎え、ゴミ箱や案内サイン、駅名標のフチにまでドラえもんの鈴やトレードマークの赤と青のカラーリングがあしらわれている。柱に隠れるキャラクターのシルエットを探す子どもの姿も珍しくない。電車が到着するたびにホームに響き渡る『夢をかなえてドラえもん』や『ドラえもんのうた』の発車ベルは、慌ただしい日常にふっと温もりを灯す。

日本が世界に誇るアニメーション・児童文学の金字塔は、いまや世代を超えて親しまれている。休日になると、駅から直行バスが出ている川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムを目指す家族連れや訪日観光客が後を絶たない。Amazon Prime Videoなどの配信プラットフォームで歴代の『映画ドラえもん』シリーズに触れて育った若い世代にとっても、この駅に降り立つ体験そのものが特別なプロローグとなっているのだ。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。