今、阪神尼崎駅の周辺エリアは都市開発・不動産業界の熱い視線を集めている。老朽化した雑居ビル群の撤去が進み、高層タワーマンションや最新の商業施設が次々と立ち上がった。家賃相場と利便性のバランスの良さから、若年ファミリー層の流入が目立つのも最近の大きな特徴だ。
かつての「近寄りがたい」という先入観は過去のものとなりつつある。整えられた歩道、夜間でも明るい防犯街灯、緑豊かな駅前広場。街のインフラが磨かれたことで、暮らす場所としての価値が急速に高まった。この変貌は、関西圏における住みたい街ランキングの勢力図をも塗り替えつつある。