【再評価】布袋寅泰の「狂気と美学」——Boøwy時代からソロ初期、世界を射抜いた若き日の圧倒的衝動

【再評価】布袋寅泰の「狂気と美学」——Boøwy時代からソロ初期、世界を射抜いた若き日の圧倒的衝動

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80年代の歌謡曲全盛期において、彼の存在は完全に異質だった。190センチ近い高身長に、逆立てたヘアスタイル、そして切れ味の鋭い視線。ステージ上でステップを踏みながらギターをかき鳴らす姿は、それまでの「地味に後ろで弾くギタリスト」の概念を完全に破壊した。

単に目立つだけではない。彼のファッションセンスは、パンクやニューウェーブの文脈を取り入れたアヴァンギャルドなものだった。モノトーンを基調としながらも、どこか退廃的でスタイリッシュな佇まいは、当時の若者たちにとって「真似したくても真似できない」憧れの極みだったのである。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。