【再評価】東大助教授から政治の表舞台へ――メディアが報じない「舛添要一の青春」と激動の昭和・平成

【再評価】東大助教授から政治の表舞台へ――メディアが報じない「舛添要一の青春」と激動の昭和・平成

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学者としての地位を確立し、タレントとしても頂点に達した舛添氏が、次に目指したのが「国家の舵取り」だった。1990年代末から本格的に政界入りを模索し、2001年の参議院議員選挙でトップ当選を果たす。厚生労働大臣としての手腕や、その後の東京都知事就任など、彼の政治キャリアは若き日に培った圧倒的な発信力と政策立案能力が源泉となっていた。

だが、政治の世界はテレビスタジオのように自分の思い通りには動かない。若き日に培った「自分が常に正しい」という強い自己主張は、時に独善的と受け取られ、政界での孤立を招く要因にもなった。都知事辞任という苦い結末は、若き日の野心がもたらした光と、その裏に潜む影の象徴的なドラマであったと言えるだろう。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。