彼らの真骨頂といえば、間違いなく妥協のないコントだ。過去に何度も激闘を繰り広げたキングオブコントの舞台で見せた情熱は、今もなお語り継がれる伝説となっている。トリオ時代に培われた重厚な劇中コントの技術は、コンビ体制へ移行した現在も脈々と受け継がれており、ストーリー性とキャラクター性を兼ね備えたネタの完成度は非常に高い。
太田博久が主導するネタ作りのプロセスでは、単なる一発ネタに頼らない緻密な構成力が光る。舞台上で交わされる一言ひとことのセリフ、微妙な間合いのコントロールは、長年の努力と現場での実践がもたらした結晶にほかならない。