この大胆な進化の背景には、早稲田大学本部による強固なバックアップ体制がある。早稲田大学の田中愛治総長が主導する「早稲田大学系属校化プロジェクト」だ。早稲田の建学者である大隈重信が掲げた「東西文明の調和」「進取の精神」を関西の地でも深く根付かせ、次世代のグローバルリーダーを育成するための拠点校として早稲田大阪高等学校を位置づけている。
単に大学の看板を掲げるだけではない。東京・早稲田キャンパスとの連携講義や現役教授陣による出張講座、さらには大学施設を利用したサマーセミナーなど、高大連携の取り組みはすでに本格化している。高校3年間を通じて大学の学問的空気に直接触れられる経験は、生徒の知的好奇心を強烈に刺激するはずだ。