早稲田キャンパスの南東エリアに位置する15号館は、1967年に竣工した鉄筋コンクリート造の大型校舎です。教育学科、国語国文学科、英語英文学科、社会科、理学科、数学科、複合文化学科の計7学科を擁する教育学部の拠点棟として、半世紀以上にわたり数多くの卒業生を社会へと送り出してきました。
キャンパス内を見渡すと、3号館(政治経済学部)や11号館(商学部)、8号館(法学部)など、ガラス張りの現代的な高層建築へのリニューアルが相次いで完了しています。そうした中で15号館は、どこか懐かしい重厚なコンクリート建築の風情を保っており、在学生の間では「昭和の早稲田の空気を色濃く残す貴重な校舎」として独自の愛着を持たれています。
文系・理系の枠を超えた幅広い学問領域が集まる教育学部棟ならではの特色として、一般的な講義室だけでなく、理科系の実験室や語学専用教室、教職課程の実習室などが同一の建物内に集約されている点も15号館の大きな構造的特徴です。