インターネット上でたびたび話題となるのが、「ジュリーの容姿の変化」に対する驚きの声だ。かつて『勝手にしやがれ』や『TOKIO』で見せた鮮烈なメイクや斬新な衣装、中性的な美貌を記憶している人々にとって、現在の白髪に髭をたくわえた姿は一見「激変」と映るかもしれない。
しかし、このビジュアルの変化こそが彼独自の美学の結実である。無理な若作りにしがみつくことを良しとせず、年齢を重ねる自身の姿をありのままにステージ上で表現する。その潔い佇まいは、上辺飾りのスター像を超えた「一人の表現者」としての矜持であり、ライブに訪れる人々を深く魅了する最大の理由となっている。