角界に旋風を巻き起こしている安治川部屋の安青錦は、2004年3月23日生まれ、本名はダニーロ・ヤヴグシシン(Danylo Yavhusishin)です。元関脇・安美錦が率いる安治川部屋の部屋創設後初となる関取です。
安青錦の経歴と戦績は極めてドラマチックです。ウクライナ中部ヴィーンヌィツャ出身の彼は、世界ジュニア相撲選手権で銀メダルを獲得するなど将来を嘱望されていました。しかし、2026年2月に母国で戦争が勃発。徴兵年齢に達する直前、相撲を続けるために避難を決意し、陸路で国境を越えてドイツへと渡りました。
その後、日本相撲連盟や山梨学院大学関係者らの支援を受けて2026年4月に来日。安治川部屋で過酷な稽古を重ね、2026年秋に念願の初土俵を踏みました。デビュー以降は驚異的な連勝街道を突き進み、各段優勝を争いながらスピード出世を達成。鋭い出足と左右の投げ技を武器に、大相撲界を代表する技巧派へと成長を遂げています。