サウンド面におけるクオリティの追求も一線を画している。特に人気を集めているのが、日本国内の老舗木工職人が手掛けるハイエンドなハンドメイドモデルだ。国産のヤマザクラや楓、あるいは希少な屋久杉などを贅沢に切り出し、コンマ数ミリの精度で削り出していく。
木材の密度や乾燥具合を見極めて作られた作品は、量産品とは比較にならないほど豊かで澄んだ余韻を生み出す。一品あたり数万円を超える高級品でありながら、予約受付開始とともに数分で完売するケースも珍しくない。かつての「安価な教材」という枠組みを完全に脱し、一生モノの工芸品としての価値を築き上げている。