決定的な亀裂が表面化したのは2017年9月。同番組の30周年記念特番において、実に29年ぶりにキャラクターが復刻された時のことだ。制作側は「懐かしの名作コント」としてノスタルジーを狙ったが、社会の反応は昭和のそれとは決定的に異なっていた。
放送直後から「LGBTQに対する露骨な差別であり性的少数者を侮辱している」との批判が殺到。「LGBT法連合会」をはじめとする複数の支援団体が連名でフジテレビに抗議文を提出する事態に発展した。当時の社長が定例会見で「不快な思いをさせた」と公式に謝罪せざるを得なくなった出来事は、日本のテレビ業界全体に巨大な衝撃を与えた。