昭和音楽大学の評判はやばい?偏差値・学費と就職の実態を徹底解剖

昭和音楽大学の評判はやばい?偏差値・学費と就職の実態を徹底解剖

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Google検索やSNSの検索窓に「昭和音楽大学」と入力すると、関連検索候補に「やばい」「評判」といった言葉が並びます。これから受験を検討する生徒や保護者がこのサジェストを目にすれば、教育環境や人間関係に問題があるのではないかと懸念するのは自然なことです。しかし、報道関係者や音楽教育の専門家が調査を進めると、この「やばい」という言葉の裏には全く異なる2つの文脈が存在することが浮き彫りになります。

第1の文脈は、「舞台芸術・ポピュラー音楽における輩出実績と設備環境が凄すぎてやばい」という、業界関係者や在学生からのポジティブな感嘆です。昭和音楽大学は、日本の音大としていち早くミュージカルやバレエ、ポピュラー音楽の専門コースを開設しました。劇団四季の主役級キャストや、人気バンド「緑黄色社会」のメンバー(小林壱誓氏、peppe氏、穴見真吾氏)を輩出するなど、従来のクラシック中心の音大像を覆す実績を次々と打ち立てたことで、エンタメ界隈から驚きをもって語られる機会が急増しました。

第2の文脈は、「音大特有の偏差値表記や進路に対する一般的な先入観」です。一般大学の感覚で大手予備校の偏差値一覧を見ると、音楽大学の多くは「BF(ボーダーフリー)」や30台後半に分類されます。これを見た一般のネットユーザーが「誰でも入れる底辺大学なのではないか」「音大を出ても就職先がなくて人生がやばいのではないか」と短絡的な書き込みを行い、知恵袋やまとめサイトで拡散されたという構図です。

実態を取材すると、実技試験を突破して入学した学生たちの練習量は膨大であり、キャンパス内は朝から夜まで演奏やダンスに打ち込む熱気に満ちています。「やばい」というネットの断片的な言葉に惑わされず、その実態がどちらの意味で使われているのかを冷静に見極める必要があります。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。