2000年代以降に生まれた若い世代にとって、この古い慣用句はどのように響くのだろうか。都内の大学に通う男子学生(21)は、「男だからこうあるべき、女だからこうあるべきという押し付け自体がナンセンス。自分らしく生きて、必要な時に度胸を出し、普段は愛嬌よく過ごせばいいだけ」と語る。
彼らにとって、言葉の持つステレオタイプはすでに解体されている。むしろ、文脈を剥ぎ取った純粋な「ソフトスキル」として、度胸も愛嬌もフラットに選択可能なツールとして捉えられているのだ。言葉の呪縛から最も自由なのは、間違いなく彼ら若い世代である。