忙しい現代社会において、手っ取り早く結果を求める「タイパ(タイムパフォーマンス)」の意識は食事にも及んでいます。コンビニのサラダチキンとゼリー飲料だけで食事を済ませ、計算上は目標をクリアしたと満足する人が後を絶ちません。しかし、カロリーの「中身」を無視した食事制限は、単なる栄養失調の別名に過ぎないのです。
体は単なる計算機ではありません。同じエネルギー量であっても、加工食品から摂るか、ホールフード(未加工食品)から摂るかで、体内での代謝ルートは全く異なります。数字合わせのダイエットは、短期的には体重を減らしても、長期的には体を飢餓モードへと追い込んでしまいます。