バイク事故の噂以上に、KONTAの音楽人生において真の危機だったと言えるのが「喉の病気」だ。ボーカリストとして、そしてサックスプレイヤーとして、彼の身体の要である喉は常に酷使されてきた。
数年前、彼は声帯ポリープの摘出手術を受けている。声が出なくなるかもしれないという恐怖、そして術後の声質変化への不安は、一人のシンガーとして想像を絶するものだったはずだ。一時は「歌声が以前のように戻らないのではないか」という懸念も囁かれた。
しかし、彼は沈黙を守りながら泥臭いボイストレーニングとリハビリを重ねた。喉への負担を計算し尽くした新たな発声法を体得し、ステージへと帰還を果たしたのである。ファンの間で語られる「痛ましいアクシデント」の正体は、この喉の病魔との闘いだった可能性が高い。