公立の年功序列に絶望した若手・中堅教員たちが今、こぞって目を向けているのが私立中学校だ。私立学校は文字通り「経営体」であり、給与体系は学校法人ごとに完全に独立している。少子化の中で生き残りをかける超進学校や、独自の教育方針で人気を集める新興の私立校では、優秀な教員を確保するために驚くほどの高待遇を用意している。
特に難関大学への進学実績が高いエリート私立校や、英語教育に特化した国際バカロレア認定校などでは、30代後半から40代前半で年収1000万円を超えるプレイヤーが存在する。こうした学校では、授業の質だけでなく、塾や予備校との連携、広報活動での貢献度などがシビアに評価される。実力さえあれば、公立の倍近いスピードで昇給していくのが私立の世界だ。