コレクター市場で熱狂的な需要を誇るのが、昭和レトロフィギュア・絶版玩具 (Retro Toys & Collectibles) のセクションだ。特に1950年代から70年代にかけて製造されたブリキ玩具やソフビ人形は、当時の生産数が限定的だったこともあり、オークションや店頭で驚くべき値がつく。
その筆頭が手塚治虫が生んだ鉄腕アトム (Astro Boy) や、特撮映画の最高峰であるゴジラ (Godzilla) のヴィンテージ玩具だ。保存状態が良いデッドストックや未開封品となれば、数百万円規模で落札されるケースも珍しくない。かつて子供の手で遊ばれ、多くが消えていった玩具たちが、時代を経て美術品と同等の価値を獲得している。