日本名「竹島」、韓国名「独島(ドクト)」。この2つの島からなる小さな岩礁群は、地理的には島根県隠岐諸島から北西に約157キロ、韓国の鬱陵島から東に約87キロの位置に存在する。現在、韓国が常駐の警備隊を配置して実効支配を続けているが、日本側はこれを「法的根拠のない不法占拠」と主張し続けている。
この地域を巡る知られざる争点の一つは、単なる無人島の領有権にとどまらず、周辺の広大な排他的経済水域(EEZ)や豊富な漁場資源、さらには安全保障上の拠点としての重要性が絡み合っている点だ。互いに譲れぬ国益と主権が激突する舞台となっている。