Q1:筑駒と開成の両方に合格した場合、どちらに進学する生徒が多いですか?
A1:首都圏の受験生で両校に合格した場合、約7割〜8割近くの家庭が筑駒を選択する傾向が続いています。国立ならではの学費の安さ、少人数制の環境、そして圧倒的な東大現役合格率が主な選択理由として挙げられます。ただし、バンカラで大人数の結束力を好む家庭や、男子校ならではの運動会文化に惹かれて開成を選ぶ家庭も確実に存在します。
Q2:調査書(内申点)は合否にどれくらい影響しますか?体育や音楽が苦手だと不合格になりますか?
A2:調査書は100点分の配点があり、合否ライン線上の数点差を分ける決定打になります。ただし、すべてが最高評価である必要はありません。実技教科に多少の「普通(3段階評価の2など)」があっても、主要教科が良好で当日の学力検査(400点満点)で高得点を叩き出せば合格している実例は多数あります。極端な不提出や著しい低評価を避ける意識が大切です。
Q3:筑駒の生徒は全員が鉄緑会に通っているのですか?通わなくても東大に行けますか?
A3:全員ではありませんが、中学入学時点で半数以上、学年が上がるにつれて6割〜7割近くの生徒が鉄緑会などの難関大学受験専門塾を利用しています。一方で、学校の授業と自主学習、あるいはZ会などの通信教育のみで東大現役合格を果たす生徒も毎年一定数存在します。塾通いは必須条件ではなく、本人の自立的な学習戦略次第です。
Q4:入試問題の「算数」と「国語」にはどのような特徴がありますか?
A4:算数は40分という短い制限時間の中で、規則性や立体図形、場合の数などの高度な思考力を要する問題がテンポよく出題されます。国語は詩の鑑賞や長文読解が出題され、独自の心情把握や的確な表現力が問われます。いずれの教科も「迷って立ち止まる時間」がほとんどないため、過去問研究によるスピード感覚の習得が不可欠です。