高待遇のチケットを手にするのは、社内でどのような人材なのでしょうか。選ばれる人の特徴理由を整理すると、単なる語学力以上の実務能力が浮かび上がってきます。
最も重視されるのは、「日本本社との信頼関係」と「自律した業務遂行能力」です。海外拠点では、本社の意向を現地スタッフに浸透させつつ、現地特有の商習慣や労務トラブルに臨機応変に対処しなければなりません。本社の上層部に顔が利き、調整を円滑に進められる政治力と、現場で孤立しても打開できるタフネスを備えた人材が抜擢されます。
語学面における海外駐在英語力TOEICの目安としては、多くのグローバル企業でTOEIC730点〜800点以上が足切りラインとして設定されています。とりわけ総合商社海外駐在を目指す層であれば、850点以上は前提条件に過ぎず、海外のタフな交渉現場で対等に渡り合える即興のディベート力が求められます。テストのスコアはあくまで入場券であり、現地で「人身掌握ができるコミュニケーション力」こそが決め手になります。