Q1:建築基準法で決められた天井高2.1mの部屋は実生活で狭すぎますか?
A1:リビングのような広い居室では圧迫感を覚える可能性がありますが、寝室、書斎、トイレ、ウォークインクローゼットなどでは全く問題ありません。むしろ天井が低い方が囲まれ感が生まれ、精神的に落ち着く効果があります。座って過ごす時間の長い小上がり和室などでも2.1m前後の天井高が意図的に採用されます。
Q2:リビングの天井高を2,400mmから2,600mmに上げると追加費用はいくら?
A2:建物の構造や工法により異なりますが、木造注文住宅で階高自体を上げる場合、延床面積30〜35坪の住宅全体で約40万〜80万円程度の工事差額が発生するのが一般的です。加えて、ハイドアへの変更費用やカーテンの特注費用として別途10万〜20万円程度を見込んでおく必要があります。
Q3:中古マンションのリノベーションで天井を高くすることは可能ですか?
A3:既存の二重天井を解体し、コンクリートスラブ(躯体)をむき出し(直天井)にすることで、10〜20cm程度天井を高くできるケースがあります。ただし、上階の足音や生活音が響きやすくなる遮音性の低下や、梁(はり)の出っ張りが目立つ点、電気配線を隠蔽できず露出配管になる点などの制約が生じるため、専門業者による事前の構造調査が不可欠です。