ヒラメのえんがわとカレイ類のえんがわは、同じ「ヒレの筋肉」でありながら、味わいも栄養設計も全くの別物です。
ヒラメのえんがわは、身が引き締まっていてコリコリとした力強い歯ごたえが際立ちます。脂は非常に上品ですっきりとしており、噛みしめるほどに白身本来の繊細な甘みが広がります。脂質が控えめなため、1貫あたりのカロリーは約40〜50kcal程度に収まります。
対してカレイ(深海魚系)のえんがわは、身が分厚く、舌の上でジュワッと脂が溶け出す圧倒的なオイリー感が魅力です。濃厚なコクがある反面、脂質含有量が非常に高いため、1貫あたりのカロリーは約70〜90kcalに達します。これはサーモンや中トロに匹敵する数値であり、あっさりした見た目だからと何皿も食べ過ぎると高カロリーになる点には注意が必要です。
栄養面では、どちらのえんがわにも美肌や関節の健康を支えるコラーゲンが凝縮されています。さらに、血液をサラサラにするオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)や、骨の健康を助けるビタミンDも豊富に含まれており、栄養学的に見ても非常に優秀な食材です。