現代の映画・ドラマ界を語る上で欠かせないのが、満島真之介と尚玄の2人です。対照的なキャリアを歩みながらも、ともに世界基準の評価を集めています。
沖縄市出身の満島真之介は、姉である満島ひかりとともに芸能界きっての実力派姉弟として知られます。彼のキャリアの原点は、20代前半での自転車日本一周の旅にありました。多様な人々と出会う中で表現者としての覚悟を固め、舞台『身毒丸』のオーディションを突破。2012年のNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』で注目を集めて以来、シリアスな犯罪者役からコミカルな青年役まで演じ分けるカメレオン俳優へと進化を遂げました。
一方、那覇市出身の尚玄は、大学卒業後にバックパッカーとして世界40カ国以上を放浪した異色の経歴を持ちます。パリやミラノでモデルとして活躍した後、ニューヨークで演劇を学び、本格的に俳優へ転身しました。自ら企画・主演を務めた映画『義足のボクサー GENSAN PUNCH』(ブリランテ・メンドーサ監督)では釜山国際映画祭をはじめ世界的な評価を獲得。日本国内の枠にとどまらず、アメリカやアジア各国の作品で重厚な存在感を放ち続けています。