ここで、旧皇族11宮家の複雑な家系図と、2026年現在の男系男子の分布状況を整理しておこう。報道や解説記事ではしばしば「旧皇族の男系男子」という総称で語られるが、具体的にどの宮家に何名の継承資格候補(男系男子)が存在するのかを把握することはきわめて重要だ。
現在、男系男子の子孫が存続している主な宮家としては、竹田家、東久邇家、久邇家、朝香家などが挙げられる。特に作家や政治評論家として知られる竹田恒泰氏の系譜にあたる竹田家や、旧東久邇宮家には、皇室の現当主層と同世代、あるいは次世代を担う若年の男系男子が複数名在籍している。家系図を紐解けば、南北朝時代の崇光天皇まで遡る膨大な血のネットワークが浮き彫りになり、数多くの男系男子が現代の日本社会で市井の民として暮らしている実態がよくわかる。