賃貸情報や間取り図で見かける「3畳」という表記。具体的にどの程度のスペースなのかを正確に把握している人は多くありません。日本の住宅規格において、畳1枚のサイズは地域や建築基準によって微妙に異なります。
不動産の表示に関する公正競争規約(不動産公正取引協議会連合会)では、「1畳(帖)=1.62㎡以上」と明確に定義されています。この法定基準に基づくと、3畳間の広さは最低でも4.86㎡(約1.47坪)です。正方形の部屋であれば一辺が約2.2m、長方形であれば約1.8m×約2.7mが標準的な寸法となります。
しかし、実際の賃貸物件やリノベーション住宅では、採用されている畳の規格によって実効面積に1㎡以上の開きが生じるケースも珍しくありません。下記の比較表でその格差を確認してみましょう。
団地間と京間では、同じ「3畳」でありながら約1.14㎡もの格差が存在します。これは小型のスーツケース約4個分、あるいはデスク1台分に匹敵する面積差です。内見時は「3畳」の数字だけを鵜呑みにせず、メジャーを持参して壁の内寸を実測する姿勢が欠かせません。