事態を受けて主導的な役割を果たしているのが足立区保健所だ。保健所はただちに専門チームを立ち上げ、校内の環境調査および学内関係者の接触履歴の洗い出しに着手した。結核患者が確認された際のプロトコルに従い、教室や部活動における空気環境の測定、空気清浄機の設置状況確認などを迅速に推し進めている。
この対応の根底にあるのが、教育現場における感染症予防を厳格に定めた学校保健安全法だ。同法に基づき、必要に応じた臨時休校や出席停止措置の検討、校内消毒の実施など、先手をとった公衆衛生上の措置が講じられている。さらに厚生労働省のガイドラインを準用し、国・都・区の三層での情報共有体制が構築された。