「卒業式は3月だから、秋頃に選べば十分間に合う」と考えていると、取り返しのつかない事態に陥ります。卒業式袴予約時期いつから動くべきかという問いに対し、業界統計および提携サロンのデータでは「大学4年(または最終学年)の4月〜6月」が最大のピークとなっています。
直前予約(11月〜1月以降)で最も多くの卒業生が直面するトラブルが、「式典当日の着付け枠の枯渇」です。式典開始が午前10時の場合、理想的な着付け開始時間は午前7時〜8時ですが、直前手配では会場近隣の美容室や学内着付け会場の枠が埋まりきっており、「午前4時30分スタート」という過酷な枠しか残っていないケースが頻発します。
都内大手サロンの着付け師は、現場の実情について次のように語ります。
「未明の午前4時から着付けを済ませた学生さんは、式典が始まる頃には帯の圧迫感と寝不足で体力を消耗しきってしまいます。着崩れを気にして座ることもできず、式典後の友人との写真撮影では笑顔を作る余裕がなくなってしまう事例を毎年目の当たりにします」
さらに、人気のニュアンスカラーやくすみ系の新作衣装は各事業者とも在庫数が限られており、夏を過ぎると選択肢が極端に狭まります。「気に入ったデザインを選べない」「早朝スケジュールで体調を崩す」という二重の失敗を防ぐためにも、初夏までの予約確定が鉄則です。